(左から「春野台高校」根岸康行/志村玲於さん、鳥沢圭子/菅原りこさん、一ノ瀬連/織部典成さん、神谷新二/富本惣昭さん、ライバル校「鷲谷高校」仙波一也/山内圭輔さん、高梨正己/黒木文貴さん。写真はネットより。以下同じ)
2007年の本屋大賞受賞作「一瞬の風になれ」(著:佐藤多佳子)が舞台化されることになりました(作・演出:松多壱岱)。
神奈川県相模原市にある春野台高校陸上部(モデルは麻溝台高校陸上部)を舞台にした青春物語で、原作は「バッテリー」(著:あさのあつこ)、「DIVE!!」(著:森絵都)らと肩を並べ、日本の青春スポーツ小説の話題でほぼ必ず名前が挙がる名作です
(左から宮本大誠さん(鷲谷高校大塚先生役)、菅原りこさん、山内圭輔さん、織部典成さん、富本惣昭さん、志村玲於さん、飯窪春菜さん、野村宏伸さん(神谷の父役))
10月20日から25日にかけてまず東京都葛飾区の「かめありリリオホール」で東京公演が行われています。
11月1日と2日には神奈川県相模原市の「杜のホールはしもと」にて相模原公演が行われます。
作品の舞台が相模原市なのでお膝元の相模原市でも公演するようです
(風に髪をなびかせ微笑む菅原りこさん)
私は女優、タレントの菅原りこさんが出演するのがきっかけで舞台化に興味を持ちました。
菅原りこさんは新潟県を本拠地とするアイドルグループNGT48を卒業後、女優、タレントとして活動しています。
(麦わら帽子を持つ菅原りこさん)
2020年2月の「罪のない嘘 ~毎日がエイプリルフール~」(脚本:三谷幸喜)を観劇した際、細身でスラリとしてルックスが抜群な上に声もよく通り、非常に舞台映えするのが印象的でした。
「一瞬の風になれ」でも舞台適性の高さを発揮しているのではと思います。
(左から志村玲於さん、織部典成さん、富本惣昭さん、飯窪春菜さん、菅原さん)
(4×100mリレー バトンを渡す場面)
(4×100mリレー 春野台高校と鷲谷高校の対決場面)
小説の「一瞬の風になれ」では練習や試合で走る場面の描写もたくさんあります。
特に試合では文章を読んでいるだけでワクワクドキドキしてくるので、その走る場面をスペースの限られた舞台でどう表現するのか気になります。
天才なのにやる気のない一ノ瀬連に主人公神谷新二や根岸康行が激怒する場面に代表される、青春の熱い場面もたくさんあり、それらが登場するのかも気になります
今回舞台を観劇しに行くのは無理ですが、DVD化されるとのことで、そちらをぜひ観てみたいなと思います。
明日までの東京公演に加え11月には相模原公演もあるので、ぜひ一人でも多くの人に興味を持って頂きたいです
-----菅原りこさん出演作品・コンサートの感想記事-----
「罪のない嘘 ~毎日がエイプリルフール~」三谷幸喜
「辰巳真理恵 菅原りこ 追川礼章 SPECIAL CONCERT」
-----原作小説の感想記事-----
第28回吉川英治文学新人賞、第4回本屋大賞受賞作
「一瞬の風になれ 1 イチニツイテ」
「一瞬の風になれ 2 ヨウイ」
「一瞬の風になれ 3 ドン」
<東京公演>
日程:2021年10月20日(水)〜25日(月)
会場:かめありリリオホール 東京都葛飾区亀有3-26-1
<相模原公演>
日程:2021年11月1日(月)・2日(火)
会場:杜のホールはしもと 神奈川県相模原市緑区橋本3-28-1
出演:
富本惣昭 / 織部典成 /飯窪春菜 菅原りこ /志村玲於(SUPER★DRAGON)田中稔彦 五十嵐啓輔 山木透 優(CUBERS) 柳川るい 香音有希 小栗諒 伊藤あいみ / 黒木文貴 山内圭輔 / 宮本大誠 /野村宏伸 /
アンサンブル:梅田祥平 桜町たろ 野島大貴 渡邊崇