写真は広島駅前に停車している路面電車で、電車の車体に広島交響楽団がプリントされています。
ただの広告ではなくて、広島電鉄株式会社による応援企画とのことで、車内では楽団員による電停案内やメッセージも流れます。
この路面電車を見て、広島交響楽団は地域に根差しているなと思いました。
歌唱、クラシック、演劇など、どのような活動団体であれ、ホームグラウンドとなる地域を持っている場合がよくあるかと思います。
広島交響楽団の場合は、名前にもあるように広島県広島市をホームグラウンドとしています。
そして広島電鉄株式会社も協力して車内に楽団員による電停案内やメッセージを流していることから、広島交響楽団の活動に好印象を持ってくれていることが分かります。
地域の人達に受け入れられて応援してもらえるのは、活動団体にとって喜ばしいことだと思います。
地域の人達に応援してもらえるかは「信用」によって成り立ち、その信用はやはり日々の一つ一つの発言、行動、活動によって形作られて行くと思います。
長い年月をかけて積み重ねてきた信用が路面電車での応援企画という形になって現れていると思われ、応援したい存在になっているのだと思います。
活動団体側が地域の名を冠し、地域側も自慢の存在として応援して行くのは、まさに二人三脚という雰囲気がして良いものだなと思います。
しっかりと地域に根差したオーケストラとして、これからもたくさん活躍していってほしいです