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安全保障法制 -瀬戸内寂聴さん-

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例えば、瀬戸内寂聴さんが出てきて、マスコミの前で「日本は戦争に向かっている。軍靴の音が聞こえる。憲法9条改正反対、集団的自衛権反対」と持論を語るとします。
すると有名な人の発言ということで、何となくそれを鵜呑みにしてそのまま信じてしまうということが往々にしてあります。
そんなことが先日ありました。

何度でも指摘しますが、戦争に向かっているのは日本ではなく中国の方です。
話し合いで解決する気がなく、問答無用で力で解決しようとしています。
現在進行形で南シナ海、南沙諸島を侵略してフィリピン、台湾、ブルネイ、ベトナム、マレーシアと激しく対立し、陸においてもインドやブータンの領土を侵略してやはり激しく対立。
日本の尖閣諸島についても領海侵犯を繰り返し、ついには領空侵犯までし、領土を侵略しようとしています。
武力で他国の領土、領海を奪い取る凄まじい覇権主義国家ぶりを露わにしています。

「東京新聞5月4日の一面」の記事を書いた時、「(戦争を仕掛けようとしているのは日本ではなく中国の方だという)その現実を見ておらず、また最初から見ようともしていないのだと思います」と書きました。
これが噂に名高い、憲法九条を極度に崇拝する人の考え方かと驚いていますとも書きました。
残念ながら瀬戸内寂聴さんもこのタイプのようです。
狂信的に憲法9条を崇拝する人の特徴である『”軍”を率いて武力で日本始め他国の領土を侵略しようとする中国については一切を見ないようにして何も言わず、日本が中国の侵略から国家国民を守ろうとする時だけ「戦争反対!」と叫ぶ』がものの見事に現れています。
いくら何でも主張に無理がありすぎではないでしょうか。
武力によって平和を乱そうとしてくる相手のことは完全無視で、まるで日本が戦争を始めようとしているかのようなことを言っています。
この少し考えればすぐに分かる主張のおかしさについて多くのマスコミは何も言わず、あたかもこの主張が正しいかのような報道を展開しています。

憲法9条さえ信じていれば中国が日本の領土を侵略することはなく、平和でいられるとでも言うのでしょうか。
私はこの狂信的な9条崇拝の考えには明確に反対です。
9条は救いの神ではありません。
中国の侵略から国家国民を守ってはくれません。
覇権主義国家による領土侵略という目の前に迫っている危機に対応できるようにするため、私は憲法9条の改正を希望し、集団的自衛権行使容認を支持します。

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