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Channel: 読書日和
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上野東照宮 ぼたん苑

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先日の1月14日、用事があって東京に行った際、上野公園を散策していたら上野東照宮でぼたん苑をやっていることを知りました。
ぼたんの花は見たことはあっても今までそんなに注目したことはなかったので興味を惹きました。
真冬に咲いている花は珍しくもあり、せっかくなので今回じっくり見てみようと思いました。
※写真は全てクリックで拡大されます。


------------ 上野東照宮 ぼたん苑 ------------


上野公園内を歩き、上野東照宮を目指します。
朝の10時頃なのでまだ人通りは少ないです。


上野東照宮にやってきました。




まず上野東照宮に参拝をしました。
天下人となり江戸幕府を開いた徳川家康を祀る神社で、金箔の装飾が印象的です。


さっそくぼたん苑に入場します。
「冬牡丹」が展示されています。


入場するとまずこの景色が待っていました。
和傘が風情を出しています


近くで見ると、こんなに綺麗な花だったのかと驚かされました


「純白は 誇りの極み 寒牡丹  真砂女」
苑内には冬の牡丹を題材にした俳句の立て札がいくつもあります。


霜よけの藁囲いに包まれた牡丹の花がどどどん!と広がっています


黄冠(おうかん)。


レモンクリーム色が印象的です。


連鶴(れんかく)。


純白の花が目を惹きます
連なる鶴という名前のとおり、たしかに純白の鶴が連なっているような雰囲気を感じます。
「純白は 誇りの極み 寒牡丹  真砂女」の俳句にもピッタリ合います。


八千代椿(やちよつばき)。


爽やかなピンク色の、八重桜を思わせる牡丹です。


クリスマスローズの花。
名前は聞いたことがありますが花を見るのは初めてで、こんなにひっそり可憐に咲いているのかと思いました。




富士の峰。


完全に咲くとどんな姿になるのか気になるところです


たくさんの八千代椿。
寒色になりがちな冬の景色を上品に明るくしてくれます。


日月錦(じつげつにしき)。


明るい赤色は目を惹きます。


たくさんの連鶴。


澄んだ神聖な気持ちにさせてくれるのが白色の花の醍醐味だと思います。


「咲き満ちて 驕ることなき 寒牡丹  戸口千恵子」
たしかに牡丹の花にはそんな雰囲気を感じます。


新国色(しんこくしょく)。


日月錦よりやや紫色寄りになり、明るい赤紫色の花になっています。
気高さと妖艶さを併せ持っているように見えます。


八重桜。


八千代椿の時に「八重桜を思わせる牡丹」と書きましたが、そのものずばり八重桜という名前の牡丹もありました(笑)


明石潟(あかしがた)。


ピンク色にほのかに紫色が混ざった色合いです。


越の雪(こしのゆき)。


越後の雪を思わせる名前です


ソシンロウバイ。
何か所かに蝋梅の花もありました。


島大臣(しまだいじん)。


名前のイメージか、何となく貫禄を感じます。


聖代(せいだい)。


ピンクと紫が混ざり合った色合いで、重量感のある花びらがフワッとしているのが印象的です。
打ち上げ花火が思い浮かびます。


百花撰(ひゃっかせん)。


派手目な色合いをしていて、完全に咲いた姿を見てみたかったです。


太陽。


こちらも完全に咲いた姿を見てみたかったです。
名前からして、燃える太陽のように咲いてくれるのではと思います


ブラックパイレーツ。
名前のとおり海賊的な雰囲気があります


天衣(てんい)。


一枚一枚の花びらが天女の羽衣の如き雰囲気で、それがたくさんあります。


白雁(はくがん)。


こちらは天衣より花びらの数は少ないですがとてもしなやかに咲いています。


というわけで上野東照宮ぼたん苑、楽しませてもらいました。
かなりたくさんの品種があり、色の違いと花の咲き方の違い、そして種類によっては花びらがとても薄いのが興味深かったです。
上野東照宮ぼたん苑は2月26日まで午前9時30分から午後4時30分の時間でやっているので、真冬を彩る牡丹の花に興味のある方は見に行ってみてください


※フォトギャラリー館を見る方はこちらをどうぞ。

※横浜別館はこちらをどうぞ。

※3号館はこちらをどうぞ。

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