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楓子さんワンマンライブ『それでいいんだ』

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11月17日、広島県広島市の「BLUE LIVE」というライブハウスにシンガー・ソングライター楓子(ふうこ)さんのワンマンライブ『それでいいんだ』を聴きに行きました。
同日発売の2ndアルバム『それでいいんだ』と同じタイトルのライブ名で、アルバム発売を記念して自身初のワンマンライブを行ったようです。
最近まで知らない方でしたが、同じく最近まで知らない方だった「一楽章f未完成 FLUTE VIOLIN CONCERT」でヴァイオリンを演奏した川本冴夏(さえか)さんがツイッターで今回のコンサートをお勧めしていたのを見て行ってみようかなと思いました。
楓子さんも川本冴夏さんと同じく今年の春にエリザベト音楽大学を卒業していて、在学中から一緒に音楽活動をするなどの交流があったようです。
サポートのバンドはピアノが友安優弥さん、ヴァイオリンが川本冴夏さん、ドラムが山口陵さんです。


-------------------- 楓子さんワンマンライブ『それでいいんだ』 --------------------



一番最後に歌った「スマイル」という曲だけ撮影がOKになったのでその時に写真をたくさん撮りました。
この写真は楓子さんが笑顔でピースサインをしていてまさに曲名の「スマイル」のようで良いなと思いました




コンサートはまず「第一幕」が行われ、バンドが登場するのは「第二幕」からです。
1曲目は曲名は記録する間がなかったですが歌の上手さとバックダンサーのダンスの切れが印象的でした。




2曲目は「君色」で、この時のトークでシンガー・ソングライターで生きていくと決めて7ヶ月経ったと語っていました。
これは大学卒業とともに職業をシンガー・ソングライターにしたということです。
かなり覚悟の要る決断だと思います。
そしていつかワンマンライブをするのが夢で、こんなに早く実現するとは思わなかったと言っていました。




会場にはフレグランスを漂わせて「香るライブ」にしていて、香を漂わせるのは外国のディズニーランドと同じとのことです。




3曲目からピアノ弾き語りが3つ続き、まず「あなたグラム」という曲でした。
私はピアノの弾き語りを生で聴くのは初めてのような気がします。
通常の歌唱とは違いまさに語っていると感じる歌い方でした。




4曲目は「母の日」で、「誕生日は産んでくれたお母さんをお祝いする日だと思っている」という歌詞が特に印象的で良いと思いました




「母の日」の後、久保田夏菜さんというフリーアナウンサーがゲストで登場しました。
急きょゲストとして招いたとのことで、この方はラジオの「FM廿日市」で「久保田夏菜とカンボジア」という番組をやっていて楓子さんがアシスタントをしているという縁があります。
私は久保田夏菜さんのことは初めて知りましたがトークがとても滑らかで上手いのが印象的で、帰ってから調べてみたらフリーアナウンサーとありそれで上手いのだなと思いました。




二人のトークの後に5曲目の「あなたのために」になりました。
この曲は高い音で歌っていて、高い音でありながら腹の底から出しているようなよく通る声だったのが印象的でした。




初めて聴いた楓子さんの歌声の、想像を超えた歌唱力の高さに驚かされました
抜群の声量でさらによく響く声でかなり上手いです




次のゲストの紹介を二人で一緒に行い、「ヤルキスト」さんという応援歌ミュージシャンの三人組が登場しました。
「ヤルキスト」さんは広島県を中心に活動している「ヤルキが出る応援歌ミュージシャン」で、「明日へ」というテンションの高い曲を歌っていました。
さらにヤルキストさんの人が作った曲がアルバム「それでいいんだ」に入っていて、「進め私の道」とのことです。
楓子さんとヤルキストさんで「進め私の道」を歌って第一幕が終わり休憩になりました。





第二幕からピアノ、ヴァイオリン、ドラムのバンドが登場しました。




1曲目は小田和正さんの「たしかなこと」のカヴァーで、しっとりした曲でした。
最初はピアノとヴォーカルだけで、やがてヴァイオリンとドラムが入り、その場面の時にヴォーカルは一度止まっていました。
再びヴォーカルが歌い始めると控えめにヴァイオリンとドラムが演奏し、主役のヴォーカルを引き立たせるように演奏しているのが分かりました。
ヴォーカルの声量の凄さにも改めて驚かされました。




2曲目はSuperflyさんの「輝く月のように」のカヴァーで、この曲はヴァイオリンのソロから始まりました。
また楓子さんはSuperflyさんを尊敬していると言っていました。




とてもよく通る声は尊敬していると言っていたSuperflyさんによく似た声質で、いずれSuperflyさんのようになるのではと予感させる歌声でした。




HIPPYさんという見た目もパフォーマンスもパワフルな広島出身のシンガー・ソングライターがゲストで登場しました。
「あなたと」というコブクロさん、絢香さんの曲を二人で歌っていました。
その後はHIPPYさんが「きんさいや」という曲を歌いました。
その時は観客も立ち上がって隣の人と肩を組んで一緒に歌おうと言い、最初は恥ずかしかったですがやがて肩を組んで一緒に歌いました。
そんなことがあるのはやはりヴォーカルを中心にしたコンサートならではだと思います。




「きんさいや」の後、バンドメンバーが一度下がりました。
トークで楓子さんがワンマンライブが終わったら脱け殻になるのではと心配だったと言っていました。
しかしもっと大きな場所に行きたいと思うようになったとも言っていて、今回の時点で何百人も聴きに来ていましたがいずれさらに大人数の前で歌う姿を見せてほしいです

3曲目は「散歩道」で、飼っていた犬が亡くなった実体験をもとに作った曲とのことで、歌いながら当時を思い出したようで最後のほうで泣いていました。
化粧が崩れていないかをチェックしにダッシュで舞台袖に戻って行ったのが面白かったです。
4曲目の「ナイスなフェイス」と5曲目の「それでいいんだ」を連続で歌ってラストになりました。

アンコールは1stアルバムの『Best Smile』から2曲歌い、再びバンドメンバーも登場しました。
1曲目が「マーメイド」、2曲目が「スマイル」で、「スマイル」だけ撮影がOKになりました。




写真はコンサート終了後のダンサー紹介です。




写真はコンサート終了後の全員集合での記念撮影です。
後列左から三人がヤルキストさんで、左から四人目がHIPPYさんです。
このように最後に出演者が全員登場して観客に写真を撮らせてくれるのはかなり良いサービスだと思います
さらに一番最後、楓子さんとバンドメンバーが観客を後ろにしての記念撮影になりました。




コンサートが終了し出演者が退場した直後の会場の様子です。




かなりの人が来ていて、後ろにビデオカメラもたくさん並んでいました。


楓子さんの生の歌声は今回初めて聴きましたが、とてもよく通る声でさらによく響いていたのが印象的でした。
声楽をやっていたのかも知れないと思い帰ってから調べてみたら大学時代にミュージカルをやっていたとあり、それで声の出し方を熟知しているのだと思いました。
そこに元々の声の良さが加わり、迫力のある声と綺麗な声が合体した素晴らしい歌声になっているのだと思います。
良いコンサートを聴かせて頂いて嬉しく思うとともに、ぜひさらに大活躍していってほしいと思いました


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