「流しのしたの骨」江國香織
今回ご紹介するのは「流しのしたの骨」(著:江國香織)です。 -----内容----- いまはなにもしていず、夜の散歩が習慣の19歳の私こと子、おっとりとして頑固な長姉そよちゃん、妙ちきりんで優しい次姉しま子ちゃん、笑顔が健やかで一番平らかな‘小さな弟’律の四人姉弟と、詩人で生活に様々なこだわりを持つ母、規律を重んじる家族想いの父、の六人家族。...
View Article矢場とん ひれとんかつ定食
名古屋駅のショッピングやグルメが楽しめる「エスカ地下街」にある「矢場とん」というお店に行きました。 「矢場とん」は名古屋で最も有名な味噌カツのお店とのことです。 ここは物凄く人気があり、お昼の時間帯も夕御飯の時間帯もお店の前は大行列になっています。 ロースとんかつ定食とひれとんかつ定食が目を引き、今回はひれとんかつ定食を注文しました。 こちらがひれとんかつ定食です。...
View Article「プロカウンセラーの聞く技術」東山紘久
今回ご紹介するのは「プロカウンセラーの聞く技術」(著:東山紘久)です。 -----内容----- われわれは、真実の人間関係、嘘のない人間関係、信頼のできる人間関係をもちたいとつねづね思っています。 そのためには、相手の話を聞くことが必要になります。 「聞く」ということは、ただ漫然と耳に入れることではありません。 聞くことは理解することなのです(本文より)。 -----感想-----...
View Article「幸せになる勇気」岸見一郎 古賀史健
今回ご紹介するのは「幸せになる勇気」(著:岸見一郎 古賀史健)です。 -----内容----- 人々はアドラーの思想を誤解している。 自立とは「わたし」からの脱却である。 愛とは「技術」であり「決断」である。 人生は「なんでもない日々」が試練となる。 「愛される人生ではなく愛する人生を選べ」 「ほんとうに試されるのは歩み続けることの勇気だ」...
View Article慌ただしい出張
7月の後半から東京の立川に出張しています。 慌ただしい出張になり、海の日のあった三連休明けの週が特に忙しくなりました。 日を追うごとに残業時間が長くなり、土日も出勤になりました。 23時頃まで残業でさらに土日も出勤となると、精神的に参ってきます。 次の週に一日だけ代休になったのでそこでゆっくり休んで乗り切ることができました。...
View Article「コンビニ人間」村田沙耶香
今回ご紹介するのは「コンビニ人間」(著:村田沙耶香)です。 -----内容----- 36歳未婚女性、古倉恵子。 大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。 これまで彼氏なし。 日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。 コンビニこそが、私を世界の正常な部品にしてくれるー。...
View Article「プロカウンセラーのコミュニケーション術」東山紘久
今回ご紹介するのは「プロカウンセラーのコミュニケーション術」(著:東山紘久)です。 -----内容&感想----- ※「プロカウンセラーの聞く技術」のレビューをご覧になる方はこちらをどうぞ。 「プロカウンセラーの聞く技術」の続編である本作も読んでみました。...
View Article凄い校歌斉唱
動画は早稲田大学の卒業式における校歌斉唱です。 Youtubeを見ていて偶然この動画が出てきて、試しに見てみたらその歌いっぷりに驚きました。 とにかく熱いなと思います こんな校歌斉唱は見たことがありません。 「都(みやこ)の西北 早稲田の森に」の歌い出しの時点では分からなかったですが、その後すぐにカメラが引くと男子も女子もかなりの人数が右手を掲げて振りながら熱く歌っていました。...
View Article「ありふれた風景画」あさのあつこ
今回ご紹介するのは「ありふれた風景画」(著:あさのあつこ)です。 -----内容----- 地方都市にある学校で、ウリをやっているという噂のために絡まれていた瑠璃を、偶然助けた上級生の周子。 彼女もまた特殊な能力を持っているという噂により、周囲から浮いた存在だった。 親、姉妹、異性……気高くもあり、脆くもあり、不器用でまっすぐに生きる十代の出会いと別れを瑞々しく描いた傑作青春小説。...
View Article秋の空と秋の風
早いもので9月に入りました。 今年の夏はよく分からないうちに過ぎていってしまったなと思います 8月上旬の終わり頃、東京への出張から戻ってくると、夜にコオロギが鳴くようになっていました セミと同じように秋の虫にも登場する順番があり、7月初めのうちから鳴いている虫もいます。 その中でもコオロギは登場するのが遅く、8月になって「立秋」を過ぎて晩夏になった頃から泣き声を聞くことが多いです。...
View Article「水族館ガール3」木宮条太郎
今回ご紹介するのは「水族館ガール3」(著:木宮条太郎)です。 -----内容----- 赤ん坊ラッコが危機一髪!? アクアパークから海遊ミュージアムへ出向中の恋人・梶良平の帰りを待ちわびる嶋由香。 しかし、梶は出向終了後、すぐに内海館長から長期出張を命じられてしまう。 由香もアクアパークの新プロジェクトリーダーに任命され、再びすれ違いの日々に。 しかしそこには館長の深謀遠慮が…。...
View Article「バッテリー」あさのあつこ
今回ご紹介するのは「バッテリー」(著:あさのあつこ)です。 -----内容----- 「そうだ、本気になれよ。本気で向かってこい。ーー関係ないこと全部すてて、おれの球だけを見ろよ」 岡山県境の地方都市、新田に引っ越してきた原田巧。 天才ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持つ巧の前に、同級生の永倉豪が現れ、彼とバッテリーを組むことを熱望する。 『これは本当に児童書なのか!?』...
View Article秋の雨
梅雨前線に対して「秋雨前線」という言葉があるように、また「秋の長雨」という言葉があるように、秋になる9月は雨が降りやすくなる時期でもあります。 言葉のとおり今年の9月は雨の日がかなり多くなっています。 私は晴れの日のほうが好きなので雨の日ばかりの日々は憂鬱です。 特にここ二週間くらいは雨の日か曇りの日ばかりで晴れの日をあまり見ていないです。...
View Article「バッテリーⅡ」あさのあつこ
今回ご紹介するのは「バッテリーⅡ」(著:あさのあつこ)です。 -----内容----- 「育ててもらわなくてもいい。誰の力を借りなくても、おれは最高のピッチャーになる。信じているのは自分の力だーー」 中学生になり野球部に入部した巧と豪。 2人を待っていたのは監督の徹底管理の下、流れ作業のように部活をこなす先輩部員達だった。 監督に歯向かう巧に対し、周囲は不満を募らせていく。...
View Article「バッテリーⅢ」あさのあつこ
今回ご紹介するのは「バッテリーⅢ」(著:あさのあつこ)です。 -----内容----- 「おれが、おまえにとってたったひとりの最高のキャッチャーだって心底わからせてやる」 3年部員が引き起こした事件によって活動停止になっていた野球部。 その処分明け、紅白戦が行われるが、未だ残る校長の部に対する不信感を拭うため、監督の戸村は強豪校、横手との試合を組もうとする。...
View Article「プロカウンセラーの共感の技術」杉原保史
今回ご紹介するのは「プロカウンセラーの共感の技術」(著:杉原保史)です。 -----内容&感想----- 以前読んだ「プロカウンセラーの聞く技術」(著:東山紘久)、「プロカウンセラーのコミュニケーション術」(著:東山紘久)からの流れで本作を読んでみました。 杉原保史氏は学生時代から東山紘久氏に指導してもらっていたとのことで、本作は前二作の著者の教え子が書いた本となります。...
View Article「バッテリーⅣ」あさのあつこ
今回ご紹介するのは「バッテリーⅣ」(著:あさのあつこ)です。 -----内容----- 「戸村の声がかすれて、低くなる。『永倉、おまえ、やめるか?』身体が震えた。ずっと考えていたことだった……」 強豪校・横手との練習試合で敗れた巧。 キャッチャーとして球を捕り切れなかった豪は、部活でも巧を避け続ける。 同じ頃、中途半端に終わった試合の再開申し入れのため、横手の門脇と瑞垣が新田に現れるが!?...
View Articleこの夏の読書感想文傾向
昨年の8月27日、「夏の読書感想文」という記事を書きました。 毎年夏休みの、特に8月になると、読書感想文の検索からのブログへのアクセスが多くなります。 今年の夏も8月になると小説レビュー記事へのアクセスが上昇していて、この夏はあまりブログを更新できませんでしたがその状況は把握していました。...
View Article「バッテリーⅤ」あさのあつこ
今回ご紹介するのは「バッテリーⅤ」(著:あさのあつこ)です。 -----内容----- 「おれは、おまえの球を捕るためにいるんだ。ずっとそうすると決めたんじゃ」 天才スラッガー門脇のいる横手二中との再試合に向け、動きはじめる巧と豪。 バッテリーはいまだにぎこちないが、豪との関わりを通じて、巧にも変化が表れつつあってーー。 横手の幼なじみバッテリーを描いた、文庫だけの書き下ろし短編「THE...
View Article「手のひらの京」綿矢りさ
今回ご紹介するのは「手のひらの京」(著:綿矢りさ)です。 -----内容----- なんて小さな都だろう。 私はここが好きだけど、いつか旅立つときが来るーー。 おっとりした長女・綾香。 恋愛に生きる次女・羽依。 自ら人生を切り拓く三女・凜。 生まれ育った土地、家族への尽きせぬ思い。 かけがいのない日常に宿るしあわせ。 京都の春夏秋冬があざやかに息づく綿矢版『細雪』。 -----感想-----...
View Article