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Channel: 読書日和
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皇居ランナー

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写真は「リラックスとリフレッシュ」「日常の尊さ」の記事と同じく、立春の2月4日、用事があって東京に出掛けた際に丸の内で撮ったものです。
皇居外苑目の前の歩道で、たくさんの走っている人達に遭遇しました。
次々とランナーが走ってくるので、当初何かの市民マラソン大会でもやっているのかなと思ったくらいでした。
しかし市民マラソン大会なら大抵は車道を使うはずです。
ほどなく、走っている人達は「皇居ランナー」だと気付きました。

東京マラソンが「東京がひとつになる日」「市民マラソンの祭典」として毎年出場するための抽選の倍率が10倍を超えるような物凄い人気になり、この東京マラソン人気によって市民ランナーの数も増えています。
中でも皇居の周りは距離的にも東京マラソンに向けた日々のランニングに最適で、皇居の周りを走る「皇居ランナー」が増加しているというニュースを何年か前に見たことがあります。
そのニュースを知ってはいましたが、いざ皇居外苑に散歩しに行ってみると、まさか歩道をあんなに次々とランナーが走り抜けていくとはと驚かされました。
東京マラソン2017の開催日が2月26日で、開催が間近に迫ってランニングする人が一段と増えているのかも知れないです。

そして写真の看板が目に留まりました。
「ランナーの方々へ 皇居周辺の歩道はランナー専用ではありません。歩行者に気をつけましょう。」とあります。
看板の下の方を見ると、この看板を設置した連名が記されていて、麹町警察署、丸の内警察署、千代田区役所などの名前があります。
これは皇居の周りを走る皇居ランナーに対し、既に警察署や市役所に苦情が寄せられていることを意味しているのではと思いました。
人が大勢集まると、大抵の場合マナーを守らない人達が出てきます。
そのマナーを守らない人達が、自分達が勝手に皇居の周りの歩道をランニングコース化しているにも関わらず、歩道を歩く歩行者を邪魔者扱いして迷惑をかけているのではという気がしました。
そのような傍若無人な皇居ランナーを前にしたら、一般歩行者の中には「あいつらマジうぜー」と思う人もいるのではないでしょうか

私は「東京マラソン 仮装大賞なランナーたち」のフォトギャラリーを多数作っているくらいなので、元々ランナーには好感を持っているほうです。
ただしマナーは守るべきです。
もしマナーを守らない人がさらに増え警察署や区役所に寄せられる苦情も増えるようだと、皇居の周りの歩道でランニングすること自体が規制される事態になりかねないと思います。
マナーを守り、同時に「皇居ランナー」の品位を守り、一般歩行者に迷惑をかけないようにランニングして東京マラソンなどの市民マラソン大会に臨んでいってほしいです

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