「終わらない歌」
今回ご紹介するのは「終わらない歌」(著:宮下奈都)です。 -----内容----- 卒業生を送る会の合唱から3年、少女たちは二十歳になった。 御木元玲は音大に進学したが、自分の歌に価値を見いだせなくて、もがいている。 ミュージカル女優をめざす原千夏が舞台の真ん中に立てる日は、まだ少し先みたいだ…。 ぐるぐる、ぐるぐる。 道に迷っている彼女たちを待つのは、どんな未来なんだろう。...
View Articleゴールデンウィーク
今日からゴールデンウィーク4連休です というわけで、今日から実家に帰省しています そして先日生まれた姪っ子に初めて対面しました。 すごく小さな体でスヤスヤ眠っていました。 頻繁に手を伸ばしたり足を伸ばしたりして体を動かしながら、時折り「あ」とも「う」ともつかない言葉を発しています。 両手を伸ばして万歳の格好になりながら寝ているのが何だか面白かったです^^...
View Article第149回天皇賞(春)
本日行われた競馬の第149回天皇賞(春) 京都競馬場、芝3200mで行われる長距離王決定戦です。 結果は以下のとおりです。 1着 フェノーメノ 史上三頭目の天皇賞(春)連覇 2着 ウインバリアシオン オルフェーヴル世代のNo.2健在 3着 ホッコーブレーヴ 4着 キズナ 本来の切れ味が見られず 5着 タニノエポレット 8着 ゴールドシップ...
View Article「かっこうの親 もずの子ども」
今回ご紹介するのは「かっこうの親 もずの子ども」(著:椰月美智子)です。 -----内容----- 幼児向け雑誌の編集部で働く、シングルマザーの統子。 子どもを保育園に預け、シッターの協力を得ながら、仕事と育児を両立させている。 4歳の息子・智康は、夫・阿川の希望もあり、不妊治療の末に授かった子どもだ。 産後、すべてが順調かにみえたが、ささいな喧嘩をきっかけに、阿川と統子は離婚に至った。...
View Article「オー!ファーザー」
今回ご紹介するのは「オー!ファーザー」(著:伊坂幸太郎)です。 -----内容----- 父親が四人いる!? 高校生の由紀夫を守る四銃士は、ギャンブル好きに女好き、博学卓識、スポーツ万能。 個性溢れる父×4に囲まれ、息子が遭遇するは、事件、事件、事件──。 知事選挙、不登校の野球部員、盗まれた鞄と心中の遺体。...
View Article「誰かが足りない」
今回ご紹介するのは「誰かが足りない」(著:宮下奈都)です。 -----内容----- 予約を取ることも難しい、評判のレストラン『ハライ』。 10月31日午後6時に、たまたま一緒に店にいた客たちの、それぞれの物語。 認知症の症状が出始めた老婦人、ビデオを撮っていないと部屋の外に出られない青年、人の失敗の匂いを感じてしまう女性など、その悩みと前に進もうとする気持ちとを、丹念にすくいとっていく。...
View Article初夏の陽気
昨日、今日は天気もよくかなり行楽日和な週末になりました 絶好の五月晴れでしたね 一年で最も過ごしやすいと言われる5月の、これぞ真骨頂だと思います。 私は昨日は午前中図書館に行き、本を借りてきました。 図書館は作家ごとに五十音順で著作がまとめられているので、書店とは違った本の並びになっています。 それを順番に眺めていくと、意外な小説が目に留まったりもするので面白いです...
View Article「夜の国のクーパー」
今回ご紹介するのは「夜の国のクーパー」(著:伊坂幸太郎)です。 -----内容----- この国は戦争に負けたのだそうだ。 占領軍の先発隊がやってきて、町の人間はそわそわ、おどおどしている。 はるか昔にも鉄国に負けたらしいけれど、戦争に負けるのがどういうことなのか、町の人間は経験がないからわからない。 人間より寿命が短いのだから、猫の僕だって当然わからない──。...
View Article「かけら」
今回ご紹介するのは「かけら」(著:青山七恵)です。 -----内容----- 家族全員で出かけるはずだった日帰りのさくらんぼ狩りツアーに、ふとしたことから父と二人で行くことになった桐子。 口数が少なく、「ただのお父さん」と思っていた父の、意外な顔を目にする(表題作)。...
View Article「太陽の塔」
今回ご紹介するのは「太陽の塔」(著:森見登美彦)です。 -----内容----- 私の大学生活には華がない。 特に女性とは絶望的に縁がない。 三回生の時、水尾さんという恋人ができた。 毎日が愉快だった。 しかし水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった! クリスマスの嵐が吹き荒れる京の都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。...
View Article採血が苦手
先日健康診断がありました。 そこで採血があったのですが。。。私はどうも採血が苦手なようです 過去に何度か、採血して気分が悪くなったことがあります。 看護師さんが「採血して気分が悪くなったことはありますか?」と聞いてきたので、「あります」と答えておきました。 そこで採血の時看護師さんが「ベッドに寝て安静にして採血することも出来ますが、どうしますか?」と聞いてきました。...
View Article「幻想日記店」
今回ご紹介するのは「幻想日記店」(著:堀川アサコ)です。 -----内容----- 謎の美女、猩子(しょうこ)が営む日記堂。 山奥に佇むこの店では、人に読ませる目的で書いたのではない「本当の日記」を売っている。 日記は悩みと希望の生の記録。 人生の道しるべとなり、お客の悩みを救う。 なぜかタダ働きすることになった大学生・友哉(ともや)は「日記堂」のとんでもない秘密を知ることに―。...
View Article「すみれ」
今回ご紹介するのは「すみれ」(著:青山七恵)です。 -----内容----- 一九九六年の秋から一九九七年の冬にかけて、レミちゃんはわたしたちと一緒に暮らした。 十五歳のわたしの家にとつぜんやってきて、一緒に棲むことになった三十七歳のレミちゃん。 むかし作家を目指していたレミちゃんには「ふつうの人と違う」ところがあった……。 季節の移り変わりとともに描かれる人の人のきずな、人間のみにくさと美しさ。...
View Article同窓会のお誘い
先日、同窓会のお誘いがありました。 中学校の同窓会です 日程がだいぶ先なので「今のところ参加出来そうです」と参加予定で返信しておきました。 突然のお誘いに驚きましたが、随分と懐かしくもあります。 中学時代となるともうだいぶ昔になります。 卒業してから14年が経ちました。 私にメールを送ってきた同窓会計画メンバーで幹事の女性は子育て中とのことで、時の流れを感じます。...
View Article「第二音楽室」
今回ご紹介するのは「第二音楽室」(著:佐藤多佳子)です。 -----内容----- 学校と音楽をモチーフに少年少女の揺れ動く心を瑞々しく描いた School and Music シリーズ第一弾は、校舎屋上の音楽室に集う鼓笛隊おちこぼれ組を描いた表題作をはじめ、少女が語り手の四編を収録。 嫉妬や憧れ、恋以前の淡い感情、思春期のままならぬ想いが柔らかな旋律と重なり、あたたかく広がってゆく。...
View Article「一瞬の風になれ 1 イチニツイテ」
今回ご紹介するのは「一瞬の風になれ 1 イチニツイテ」(著:佐藤多佳子)です。 -----内容----- 主人公である新二の周りには、2人の天才がいる。 サッカー選手の兄・健一と、短距離走者の親友・連だ。 新二は兄への複雑な想いからサッカーを諦めるが、連の美しい走りに導かれ、スプリンターの道を歩むことになる。 夢は、ひとつ。 どこまでも速くなること。 信じ合える仲間、強力なライバル、気になる異性。...
View Article「一瞬の風になれ 2 ヨウイ」
今回ご紹介するのは「一瞬の風になれ 2 ヨウイ」(著:佐藤多佳子)です。 -----内容----- 冬のオフシーズンを経て、高校2年生に進級した新二。 冬場のフォーム作りが実を結び、スピードは着実に伸びている。 天才肌の連も、合宿所から逃げ出した1年目と違い、徐々にたくましくなってきた。 新入部員も加わり、新たな布陣で、地区、県、南関東大会へと続く総体予選に挑むことになる。...
View Article「一瞬の風になれ 3 ドン」
今回ご紹介するのは「一瞬の風になれ 3 ドン」(著:佐藤多佳子)です。 -----内容----- 高校の最終学年を迎えた新二。 入部当時はまったくの素人だったが、今では県有数のベストタイムを持つまでに成長した。 才能とセンスに頼り切っていた連も、地道な持久力トレーニングを積むことで、長丁場の大会を闘い抜く体力を手にしている。 100m県2位の連、4位の新二。...
View Article真夏のような週末
この週末、全国的にすごく暑くなりました 東京では昨日の最高気温が31度で、今日は33.1度まで上がったとのことです。 完全に真夏の陽気ですね 日本ダービーが行われた東京競馬場も気温の暑さと場内の熱気が合わさり、相当暑くなっているようでした。 今日から6月に入りました。 夏至を迎える6月は、一年で最も日の長い月です。 ここ何日か晴れの日が続いているので、昼間の時間の長さを実感しています。...
View Article「新釈 走れメロス 他四篇」
今回ご紹介するのは「新釈 走れメロス 他四篇」(著:森見登美彦)です。 -----内容----- あの名作が京都の街によみがえる!? 「真の友情」を示すため、古都を全力で”逃走する”21世紀の大学生(「走れメロス」)。 恋人の助言で書いた小説で一躍人気作家となった男の悲哀(「桜の森の満開の下」)。 馬鹿馬鹿しくも美しい、青春の求道者たちの行き着く末は?...
View Article